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不動産活用コラム

賃貸経営を成功させるには空き家対策を行って安定した入居率を維持することが欠かせません。
空き家対策にはさまざまな方法がありますが、中でも有効な空き家対策が入居者ニーズが高い人気設備に投資することです。
この記事では入居者に人気の設備を紹介したうえで、効果的な空室対策の考え方を不動産のプロであるよろずや不動産が解説します。
Contents
空室対策につながる人気設備を紹介
インターネットで検索すると『人気設備ランキング』のような記事がたくさん見つかります。
集計方法やアンケート対象者により多少順位は変動しますが、上位の設備はそれほど大きな変化はありません。例えば以下のような設備に人気が集まります。
近年人気の高まっている設備について具体的に解説します。
インターネット無料化はあらゆる世代に人気
現代では老若男女、すべての世代がインターネットを活用し、コミュニケーションやショッピング、エンターテインメントを楽しんでいます。インターネットが生活に欠かせない存在となっているため、インターネットを無料で提供する設備は高いニーズがあります。
携帯料金の低価格化や5Gの普及により、今後のニーズには変化がある可能性もありますが、それでも当面の間は不動の人気を誇るでしょう。
単身者向け住宅は宅配ボックスに注目
インターネットの普及に伴い、ショッピングもネット上で行われるようになりました。そこで高いニーズを誇っている設備が宅配ボックスです。
再配達の手間やスケジュール調整が難しい単身者であっても、荷物をスムーズに受け取ることができる宅配ボックスは、入居者に求められる設備になりつつあります。
女性やファミリー入居者はセキュリティ設備を重視
女性の一人暮らしや子どものいるファミリー層の場合、セキュリティに関する意識は一層高まります。
エントランスのオートロックや防犯カメラのようなセキュリティ設備は大きなアピールポイントになる設備と言えるでしょう。
ファミリー層に人気な追い焚き機能
単身者の場合、湯船にお湯を張らずに、シャワーだけで済ませたり、湯船を張った後すぐに入浴したりと湯船の使用が頻回ではないことがほとんどです。
一方、ファミリー層は時間差で家族が入浴し、湯船の適温が求められることも多いです。そのため、追い焚き機能は欠かせない設備と言えます。
単身者向けかファミリー層向けの住宅なのかで必要性が異なる設備です。
費用対効果を踏まえた経営判断が重要
人気の高い設備をいくつかご紹介しましたが、「人気があるから」と手当たり次第採用してしまうのは軽率です。
設備を導入する際は初期投資額が何年で回収できるかを検討し、費用対効果の高い設備を採用しましょう。
また、『設備投資の目的を考える』ことも大切です。例えば『空室率の改善』『入居期間の長期化』『家賃価格の向上』など、期待する効果を明確にしましょう。
賃料の値上げを期待して選んだ設備投資でも、エリアによっては値上げのポイントにはならないことも十分に考えられます。
さらに管理しているマンションの戸数が多い場合や、たくさん物件を保有している場合は、一括発注や一括契約をすることで仕入れ値を減らせるかなど、経費の確認も怠ってはいけません。
設備投資を考える際は利益を出すことを目指す運営として考え、最適な方法を模索することが重要です。
人気の設備を設置して賃貸経営を成功に導こう
人気設備はある程度、インターネットなどで調べることが可能ですが、一番確かな情報は入居者の声であると言えます。
家探しのサポートをしている不動産会社の担当者は、お客様の声を日々聞いて物件紹介をしているため、お客様が求めているものを把握している業者と言えます。
空室期間が長期化したり、入居期間が極端に短くなってしまったりする場合は、不動産会社に相談してみることも1つの手です。
よろずや不動産は賃貸経営のプロのとして効果的で費用対効果の高い設備投資ご案内をしています。お困りの方はよろずや不動産までご相談ください。