• 不動産活用のこと
  • 2021.05.11
    • 担当:小野
  • 狭い土地でも諦めない!狭小地で収益化を目指せる理由とは?

     

    こんにちは!よろずや不動産です。

     

    『狭小地』と呼ばれる狭い土地。多くの人は「狭くて土地活用ができない」と思い込み、所有していても放置してしまう場合がありますが、狭い土地であっても工夫次第で収益性の高い土地活用をすることは可能です。

     

    さらに狭小地には、広い土地ではできないようなユニークな活用ができるので、狭小地の土地活用は注目されやすいという特徴もあるのです。

     

    今回は狭い土地であっても収益化できる理由と、狭い土地ならではの活用方法についてよろずや不動産がご紹介します。

     

    狭い土地をお持ちの方や、これから土地活用のための土地探しをする方にはたくさんのヒントが得られるでしょう。ぜひ最後までご覧ください。

     

    どこからが狭小地?

     

    『狭小地』という言葉はあるものの、実は狭小地に定義はありません。一般的に20坪以下の広さの土地を狭小地と言われています。

     

    また、狭小地と呼ばれる土地は面積が狭いという特徴だけではなく、三角や台形などの変形した形が多いことも狭小地によくみられる特徴です。

     

    「旗竿地」と言われる旗の形をした土地のように、狭い道を通って敷地にたどり着くような土地も狭小地であるあることが多いです。

     

    このような小さく変形した土地が発生してしまう理由は、広い土地を分けて売却したり、新しい道路を作ったりすることによるもの。土地の所有者の変化や所有する土地の大きさの変化によって生じてしまいます。

     

    狭小地は比較的地価が高くて人口の密集している都市部に多くみられる傾向にあります。

     

    狭小地のメリット

     

    狭小地は「狭い」「変形していて扱いづらい」などマイナスな一面もありますが、狭小地だからこそのメリットも多く潜んでいます。

     

    ここでは狭小地を土地活用するメリットをご紹介します。

     

    安い価格で土地の取得ができる

    狭小地は所有者の変化や道路開発など、時代の変化によって生まれた“余り”の土地です。狭く変形しているという理由から需要が少ないため、比較的安価で土地の購入ができます。

     

    土地活用をして収益化を目指すのであれば、投資額はなるべく抑えたいもの。安い価格で土地が取得ができればその分、収益性を高めることが可能であるため、土地活用するうえでの大きなメリットと言えるでしょう。

     

    ランニングコストを抑えられる

    狭小地は土地代だけでなく、固定資産税や都市計画税などのランニングコストも抑えられます。

     

    節税は土地活用をするうえで重要な部分になるため、税金を抑えられるのは狭小地ならではのメリットであると言えるでしょう。

     

    経済的価値が高い立地で事業ができる

    狭小地は“一等地”と言われる都市部で発生することが多い土地です。このような場所に立地する土地は、狭くて変形していてもニーズをおさえた事業を展開すれば十分な収益性が見込めます。

     

    経済的価値の高い場所で事業展開を検討できることは狭小地ならではのメリットと言えるでしょう。

     

    話題性のあるユニークが生まれやすい

    狭小地は“余り”として発生する土地なので、数多く存在しているわけではありません。そのため、狭小地を工夫して土地活用しているということだけで話題になるほどの希少さがあります。

     

    最近では建築技術が進化し、狭い土地であってもさまざまな有効活用ができるようになりました。そのため、建設会社や建築士が工夫を凝らして狭小地にアイデア満載の建物を建築することもあります。

     

    このような建物や活用方法はメディアからも注目されることもあるほど話題になることもあります。

     

    狭小地におすすめな土地活用例

     

    他の土地にはない魅力がある狭小地。ここでは狭小地におすすめな土地活用例を具体的に紹介いたします。

     

    アパート経営

    狭小地のメリットを活かしたおすすめの活用方法がアパートです。アパートであれば固定資産税も減税対象になるため、節税効果を高めることが可能。

     

    さらにアパート経営をするうえでは空室をなくすことが1番の収益性を高める要因になるため、好立地に位置するような狭小地あれば入居者の募集にも苦労することが少ない可能性があるという点もおすすめする理由の1つです。

     

    ニーズに合ったアパートを建て、住み心地のよさを追求すれば長期的に安定した収入を得られる可能性は十分にあります。

     

    戸建て賃貸

    戸建て賃貸は敷地も含めて1世帯のみに貸し出す物件のことを指します。そのため管理もシンプルで手間がかからないことがメリット。

     

    狭小地であっても3階建てにすることでファミリーでも住めるような床面積を確保することができます。

     

    戸建てを求める世帯は長期間住むつもりで借りる傾向にあるため、長期間にわたって収入を得られるという可能性もあるでしょう。

     

    ただし、1世帯のみに貸し出すということは退居してから次の入居者が入居するまで収入はゼロになるということでもあるため、住宅用物件の建築を考えているのであれば、アパートと戸建ての特徴を十分に比較することがおすすめです。

     

    貸駐車場

    間口の広い狭小地であれば貸駐車場にすることができます。貸駐車場であれば建物を建築する必要がないため、投資額を抑えて土地活用を始められることもメリット。撤退もしやすいので比較的挑戦しやすい活用方法と言えます。

     

    駐車場にはコインパーキングと月極駐車場がありますが、都市部であればどちらもニーズがある可能性があるでしょう。人口の多い土地であれば有効な活用方法であると言えます。

     

    コインランドリー

    狭いスペースでも経営できるとして注目を集めているコインランドリー。人口の密集している地域に立地するコインランドリーであれば、駐車場の用意も不要のため狭小地に適した活用方法です。

     

    建物も簡易的な平屋でよいので建築費用は抑えられるでしょう。ただし、業務用の大型の洗濯機や乾燥機を導入するため、安易に移転や撤退をすることはできません。コインランドリーを運営する企業に委託したり、ニーズのリサーチや競合の調査は念入りに行ったりなど事前リサーチが求められます。

     

    トランクルーム

    シーズン外に使う洋服やグッズなどの荷物の保管場所として人気の高いトランクルーム。住宅街や繁華街に立地する狭小地であれば近隣住民やオフィスからのニーズが期待できるので有効な手段と言えます。

     

    貸駐車場と似ているようなイメージがありますが、トランクルームは建物を建てて管理をしなければいけないため、貸駐車場に比べてリスクは高いです。ニーズを調査して慎重に計画を立てていきましょう。

     

    テナント

    人通りの多い繁華街近くであればテナントとして貸し出すこともおすすめです。コーヒーショップやおにぎり専門店など、カウンターで販売できるような店舗であれば飲食店を展開することもできます。

     

    また、テナントの上部にアパートなどで賃貸経営をするとさらに高い収益が見込めます。組み合わせて事業展開することもおすすめな方法です。

     

    自動販売機置き場

    繁華街近くなどの人口が多い場所であれば自動販売機置き場として活用しても需要があるでしょう。

     

    ただし、自動販売機の設置は飲料メーカーが適切な場所だと判断した場合のみ設置ができるようになっているため、土地の持ち主の意思で自動販売機置き場にできるわけではありません。

     

    興味のある場合には、飲料メーカーに問い合わせをして確認を仰ぎましょう。ちなみに設置する基準はメーカーによって異なるため、複数のメーカーに問い合わせをしてみることがおすすめです。

     

    狭小地を活用する際の注意点

     

    狭小地のメリットを最大化するためには注意点をおさえることも必要です。狭小地の活用を検討する際に留意するべき注意点についてよろずや不動産がご紹介します。

     

    階数を多くすることで建築コストは上がる

    土地代や税金を安く抑えられるメリットがある狭小地ですが、狭小地にアパートや戸建てなどの住居を建築する場合、3階建てにするなどして縦にスペースを広げて床面積を増やすことが一般的です。

     

    階数を多くすると床面積は広がりますが、階段などを設ける必要があるため、建築費用は平屋や2階建て住宅に比べて割高になりやすいという点をおさえて計画していきましょう。

     

    重機が入らないために割高になる

    狭小地は狭い道路を通らないと敷地へ入れないなど、土地が他の建物に囲まれているケースも多々あります。

     

    通常は重機類などを用いて建築を行うような作業が道幅などの原因でできない場合、作業に時間がかかるため工賃が割高になることも。

     

    大型車が入るほどの間口があるかどうかが、建築費用を左右するポイントにもなっています。

     

    狭小地でも土地活用することで利益を生むことができる

     

    20坪以下の狭い土地は収益性のある土地活用が難しいイメージがありますが、狭小地であっても、需要があれば高い収益のある土地活用をすることができます。

     

    また、狭小地に建てた建物は狭い空間だからこそ冷暖房費が安く抑えることができたり、掃除がしやすかったりとランニングコストを抑えて少ない手間で管理ができることも魅力だと言えるでしょう。

     

    「狭い」ということを理由にして諦めず、立地や周辺住民のニーズをみて収益化できる土地活用を目指しましょう。

     

    ただし、ニーズをリサーチしたり、事業計画を立てたりするには専門家の知識が重要な鍵になります。

     

    よろずや不動産は、確かな専門知識でお客さまのご意向に沿う方法を導き出し、お客さま目線の不動産活用方法をご提案しています。

     

    よろずや不動産では、電話やメール、LINEにて相談を受け付け中です。狭小地の土地活用のことでお困りの方は、よろずや不動産までお気軽にご相談ください。