• 不動産活用のこと
  • 2025.07.31
路線価上昇エリアの「空き地」オーナー様へ:売却?維持?今こそ考える判断軸

 

「最近ニュースで“路線価が上昇”って聞いたけど、うちの土地も関係あるのかな?」

そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。

実際、今年の7月に発表された最新の路線価では、一部地域で地価の上昇が見られました。

「土地の価値が上がるなんて、良いことじゃない?」

確かにその通りですが、相続や空き地・空き家の管理においては、注意も必要です。

今回は、「地価が上がった今こそ考えたい、“売る”か“残す”かの判断軸」についてお話しします。

 

路線価とは?なぜ空き家・空き地に影響があるの?

 

まず「路線価」とは、国税庁が毎年7月に発表する“土地の税金計算の基準価格”のことです。

主に相続税や贈与税の計算に用いられるため、相続された土地に大きく関係します。

特に、空き地や空き家をお持ちの方にとっては、次の2点が重要になります。

 

  • 相続税の負担が増加する可能性がある
  • 将来の売却時に高値がつく可能性がある反面、それに伴う税金(譲渡所得税など)も増えるリスクがある

 

このように、路線価は資産の価値と、それに伴う責任がセットで変動する重要な指標なのです。

 


2025年、路線価上昇の背景と注目ポイント


2025年の路線価は、都市部や交通の便が良い住宅地などで上昇傾向が見られました。
また、郊外でもインフラ整備や観光資源の注目によって値上がりしているケースもあります。

つまり、「うちみたいな田舎の土地だから…」と油断できない状況なのです。

ご自身の土地が対象エリアになっているか、まずは確認してみることが大切です。

 

売る?残す?判断のための3つのポイント

 

地価が上昇している今こそ、ご自身の空き地・空き家について真剣に考える絶好の機会です。

売却か維持か、判断するためのポイントを3つご紹介します。

 

1. 今後の管理は可能か?

空き地・空き家を適切に維持するには、定期的な草刈りや建物のメンテナンス、そして固定資産税などの税金支払いが必要です。

もし管理できる体制が整っていなければ、地価が高くても“負の資産”となってしまう可能性があります。

 

2. 将来的に使う予定はあるか?

「将来、子どもが戻ってくるかも」「誰かが使うかも」

…と漠然としたまま放置されている土地は非常に多いです。

しかし、そのままでは登記名義が複雑になったり、建物の老朽化が進んだりして、いざという時に活用できなくなることもあります。

具体的な使用計画がなければ、持ち続ける意味を再考する時期かもしれません。

 

3. “売れる状態”になっているか?

意外と見落とされがちなのが、「土地の名義」「相続登記の有無」「境界の確認」です。

特に空き家の場合、「登記が亡くなった親のままになっている」「隣地との境界が不明確で測量が必要」など、すぐに売却できる状態にないケースが多々あります。

これらの準備ができていないと、後から大きな費用や手間が発生し、売却の機会を逃してしまうこともあります。

 

地価が上がっている“今”こそ、整理のタイミング

 

地価が下がってから慌てて動き出すよりも、価値があるうちに現状を把握しておくのが賢明です。

たとえ今は「売らない」と考えていても、以下の点を押さえておくだけで、将来の「困った」を大きく減らすことができます。

 

  • 現在の評価額を知っておく
  • 名義や境界の状態を確認しておく
  • 使わない場合の方向性を家族で共有しておく

 

これらは、将来の選択肢を広げ、安心して暮らすための大切な一歩となるでしょう。

 

よろず屋不動産では、“売る”相談も、“売らない”相談も歓迎しています

 

私たちよろず屋不動産は、空き家・空き地の管理・調査・活用に特化した不動産パートナーです。

 

  • 「今の価値を知りたい」
  • 「売らずに残したいけど、どう管理すればいい?」
  • 「いつか売るかもしれないが、今は迷っている…」
  • 「後回しにしている相続登記について知りたい」
  • 「すぐに売れる状態にしておきたい」

 

どのような段階でも、どうぞお気軽にご相談ください。

「まだ何も決まっていない」状態だからこそ、私たちがお力になれるサポートがあります。